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日本の安全保障について

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358〜1093


日本の安全保障について2003/ 2/20 : 1 稿者: ritiarno
有事法制や憲法改正、自衛隊の装備や体系、ミサイル防衛や核戦略など、日本の安全保障について包括的に考えてゆきましょう。


早々と引っ越してきました。 2 Hoppy_malt
々と「憲法9条の改正と自衛隊の格上げ」から引っ越してきました。
>ひたすら高性能迎撃ミサイルを研究!

はじめまして、私は軍事に詳しくないので素人考えですが、ひたすら高性能迎撃ミサイルを研究するのはどうでしょうか?
自衛隊の艦船や航空機は極力減らし、そのぶんの予算を、核ミサイルだけでなく航空機、艦船にも対応できる迎撃システムの研究に費やす。
これなら、周辺諸国に脅威も与えず侵略の心配無く、国内外の反発も少なくすむのでは?と思うのですが。
(パトリオットが無力だった事と、米との新たなミサイル防衛計画がある事はニュースで見知っていますが。)


ミサイル防衛 : 3 ritiarno
高性能迎撃ミサイルといえば、日本が開発研究を検討しているTMD(戦域ミサイル防衛)がありますが、日本の安全保障にとって有用であると考えます。集団的自衛権に抵触するという議論があるため、憲法改正を含めた法的整備が必要と思います。なお、通常戦力の削減には否定的です。
北朝鮮が瀬戸際外交をエスカレートさせるなかで、ミサイル防衛の開発推進はそうした行動を牽制する効果が期待できます。
その一方で、北朝鮮の核開発の影響で日本に核武装論が高まっているのは警戒すべきことで、その可能性を示唆するだけでも周辺国の反発、日米の離間を招く可能性があり、日本の国益を損ねます。


どこに投稿するか : 4 spiral_corridor
悩んだのですが、こちらに投稿します
核武装と一概に言いますが
私の場合、日本が独自に核兵器を開発することを指していません
それでは、急場に間に合わず
結局のところ、TMDの配備待ちといった状況に変わりがありません
非核3原則を撤回し
「米軍基地に核兵器が存在する」
と公表するのが、私の核武装論です
最もこれが最善の選択かは、いまだ思考中ですが
北にある程度のメッセージを伝えることになるのは
間違いないと思います


核 : 5 Hoppy_malt
私は「核武装」には消極的反対です。理由は、
1 国民感情的に容認しえない。
2 周辺国の強烈な反発とそれに伴う東アジアの不安定化。
3 「唯一の被爆国」という肩書きは、(強力ではないが)外交カードになる。
1 については、それこそ日本がもう一度核攻撃を受け、世論が「やっぱり平和主義だけじゃ国を守れない」というような
風潮にならない限りは、核容認はありえないだろうと思います。
2 も今の日本が他のアジア諸国の反発を押し切ってまで核武装はできないでしょう。
3 はそのまま
ritiarno さんに質問です。
「TMDは集団的自衛権に抵触するという議論」があるということですが、仮に米軍とリンクしない迎撃システムが構築できるとしたら、
集団的自衛権には抵触しないと考えていいんでしょうか?
すぐには無理でも、mes2の私の投稿のような考え方による安全保障体制が日本にはピッタリじゃないかと思うのですが。


核武装論 6 ritiarno
1の国民感情については、北朝鮮の核問題の影響のためか、賛成派が多くなっています。困ったことです。
http://www.vote.co.jp/vResults/index.phtml?voteID=29344292&cat=16417177
2のアジア諸国の反発など、はっきり言ってたいした理由になりません。日本がもし核武装すれば中国は激しい言葉で非難するでしょうが、日本の核武装は中国の仮想敵である日米両国の深刻な対立を引き起こし、さらに核軍拡のための恰好の口実が生まれるため、内心は大喜びでしょう。また、中国が反対するミサイル防衛の推進に私は賛成です。
3の「唯一の被爆国」という肩書きは日本の安全保障について考える際、ほぼ無視して良いでしょう。
日本の核武装に反対する第一の理由は、テロ根絶と核不拡散を掲げるアメリカの安全保障政策と衝突し、日米同盟崩壊やアメリカの核の傘喪失につながりかねないこと、さらに日本のNPTに違反または脱退しての核武装は核不拡散体制崩壊につながり、国際法に違反して大量破壊兵器拡散に寄与している「悪の枢軸」と同様に、アメリカの攻撃対象にさえなりかねないという、安全保障上の致命的な欠陥があるため。
さらにNPT加盟国である日本の核武装は制裁のための名分が得やすく、またイラクや北朝鮮と違って日本は豊かな国であるため、人道的見地から制裁が手控えられることはあまり期待できず、国連による全面的な経済制裁発動は避けられないだろう。したがって、日本の安全保障、経済に致命的な損失を及ぼす核武装には反対である。
>「TMDは集団的自衛権に抵触するという議論」があるということですが、仮に米軍とリンクしない迎撃システムが構築できるとしたら、集団的自衛権には抵触しないと考えていいんでしょうか?
http://www.spaceref.co.jp/news/3Wed/2002_12_18mil2.htm
ここでは「第三国に発射されたミサイルを日本が撃ち落とした場合、政府の憲法解釈で禁じられている集団的自衛権の行使に抵触するとの指摘がある。」とあります。憲法上問題があるのなら、集団的自衛権を認めるように憲法改正するのが良いと思います。


憲法9条は改正すべきか 2003/ 5/26 241 mysk14
憲法9条は改正すべきか?
と疑問符を付けて問う必要は無い所までは来ている。
問題は何時、改正出来るかなのだろう。
それは、この度の北朝鮮核問題の決着の仕方によっても変わるが、
平和を望むことイコール9条の堅持と固く信じている<一般の人々>を
現実に即した考えに変えられるかに係っている。
他のトピに見られる様に枝葉末葉の議論を廃し、小異を捨て大同につく議論が必要でしょう。


憲法改正と戦争の恐怖 : 358 mysk14
少なくともyahooのトピを読んだ限りでは、
所謂、平和論者は劣勢である。
(もしそうで無いトピがあれば教えてください)
最近、私は直接安全保障を論ずるよりも、
どの様な思考過程で非武装平和を支持するようになるか
と言うことに関心向きつつある。
そこで、ネット上で反戦、非武装平和論を探し読んでいる。
そこで判ったことの一つは、
それらの論には意外と素人の私でも
論駁出来そうな論が多いということである。

自衛隊の存在を否定する人は小数派になったようだが、
憲法9条廃棄を否定する人はまだ多数派である。
憲法改正に関しては、確信犯的な非武装平和論者は小数であるので、
障害ではないと思う。
問題は、憲法改正を、情緒的な平和教育の結果、
戦争に対する恐怖という個人感情の問題と捉えている大多数の人々いることである。
多くの人が、戦争の恐怖を克服して、現実を直視するようになるかにかかっているのだろう。

ではどうすれば良いか。

日本の安全保障 359 mysk14
少なくとも日本の安全保障体制は
今のままでは今のままではいけない。
それでは、何を目指し日本の安全保障体制を変えて行こうとしているのでしょうか。
皆さんはどうお考えですか。
例えば、空母を持つ持たないの議論をしても、
何を目指して軍事的な整備をするか
その前提が無いと、話にならないのでは。


日本人の日本人たる所以を : 360 s19411207
お初にお目にかかりますsと申します。
>戦争に対する恐怖という個人感情の問題と捉えている大多数の人々いることである。
基本的に、人間には恐怖と言う感情が存在します。そして、それは、人間が人間であるために必要な感情だと私は思います。
ではこれを如何に克服するかと言えば、日本人の日本人たる所以を考える作業を出来うる環境を子供の頃から整備していくことにあると思います。
>多くの人が、戦争の恐怖を克服して、現実を直視するようになるかにかかっているのだろう
恐怖心以前に、日本人の過去は「やりたくないからやらない」そのものでしかありません。
「必要かどうか?」ではなく「やりたくないからやる必要なし」と言う考えがいままで主流だったように思います。で「やりたくない」と言うことを尤もらしく言うために論理武装でごてごてに武装した。
そして、今現在、「北朝鮮に対応する必要があるから」とか「国際貢献の必要性から」とか色々な理由から、日本でも軍事力と言うものが見直されてきました。
しかしこれも結局の所、恐怖感に突き動かされてのことであると私は思います。そして、今度は対応しようとしているのに、今までの論理武装が邪魔をして美味くことが運ばなくなってしまった。
基本的に日本という国は、「危機」によってしか目覚める事の無い国なのかもしれません。北朝鮮の核開発疑惑に端を発した、色々な対応がいい例です。
危機が恐怖を生み場当たり的な対応をする。計画性など皆無の状態。
戦争に対する恐怖感は、義務感と言うものによって補うことは可能でしょう。ですが場当たり的な対応という、ある種日本の文化をどの様に是正していく手がありましょうか。
その点は如何お考えですか??



Re日本人の日本人たる所以を
2003/ 6/29 22:26
メッセージ: 362 / 1740

アバターとは?
投稿者: mysk14
一々ごもっともな意見です。
同感です。

>ある種日本の文化をどの様に是正していく手がありましょうか。

同じような問題意識を持ってはいますが、答えは分かりません。

私自身が、典型的な問題処理型の人間なので、結果的に場当たり的な人生を送っています。

個人のレベルで言えば、
<かくあるべし>とか
原理原則を重んじるとかは、
父性的な事ではないかと思います。
平和な時代は、どうしても母性的になって行きますが、
ある意味で父権回復がひとつの答えかもしれません。

もう一つ、うまく言えませんが、
水田稲作民族はどうしても待ちの文化であるという言わば民族のDNAが、
まあまあとか、問題が起きてから対応することの元になっているのかとも思います。
言わば民族の生まれつきの性格は、
学習により変えるしか無いのでしょう。
個人的な経験で言えば、アングロサクソンとやりあって、してやられ
そこから彼らのやり方を得ていくしかないのでしょう。

前に書きましたが、
日本財団当たりが、政治家を育てる基金を造り、若い人を外国に行かせ、政治家の卵を育てる。
こんなことも、リーダを育てる一つの実際的なやり方でかもしれません。
もう一度明治維新の危機感を持って
やり直す。
と言えば右翼と言われそうですが。


これは s19411207 さんの 360 に対する返信です





駝鳥の平和
2003/ 7/ 3 0:55
メッセージ: 364 / 1740

アバターとは?
投稿者: mysk14
駝鳥の平和
<頭隠して尻隠さず>のことを英語では
To bury one’s head ostrich-like in the head.と言う。
真偽の程は不明だが、駝鳥は獣に追われ逃げ切れなくなると、
頭を砂に埋め動かなくなる習性がある。そこから来た話だそうである。

自らの目を覆って怖いものが無いと信じたい気持ちは判らぬでもないが。
戦争の殺戮が恐ろしいからといって、理性ある人間は現実から目をそむけて、
自分が平和を唱えれば相手も平和になる。
軍備さえ無くせば、平和になる。
憲法に書いてあれば平和になる。
というものではあるまい。

戦争をしてはいけない。
犬が西向きゃ尾は東と言うに似て当たり前のことである。
どうしたら戦争を防げるか。
所謂平和論者には、これについて論理と実際に即したその手段、方法がない。
平和は一つの目的である。
目的を達するために、自分が戦争を望んでいないから
相手も同じであると思うのでは、駝鳥を笑えない。

所謂平和論者は、ことある毎に
過去20世紀前半に朝鮮半島で、満州で
日本がした侵略をしてはならないと言う。
(ここでは真に侵略か否かはさて置く)
当時の朝鮮半島の人々、満州の人々には、日本を相手に外交で、
話し合いで、道理を説いて
日本軍の進駐を防げた可能性があっただろうか。
当時の日本は、西欧列強諸国のアジアに対する侵略、植民地化を見て
日本はインドネシア、インドシナ半島、清朝シナの二の舞
にならぬ様必死だったのである。
ロシアに満州、朝鮮半島を侵略されれば次は日本であるとの恐怖は
現実のものだったのである。
他国を軍事的に制圧する行為が、現在の通念からは許されないことであっても、
また当時としても誉められることではないが、よくあることだったのである。

それは昔のことと言うなら、イラクのクエート軍事占領は、話し合いで解決出来ただろうか。
イラクの要求はクエートの地下の原油はイラクのものだと言うものである。
当然クエートはそんなことは無いと反論し、あれこれあったがあっけなく占領されてしまった。

イラン・イラク戦争、パレスチナ人とイスラエルの抗争は話し合いが足りないから起きたのだろうか。

一見、今回のイスラエルとパレスチナの停戦合意は話し合いで成立したようにみえるが、
イスラエルの圧倒的な軍事的優位もさることながら、
超軍事大国米国が、アラブ世界の軍事大国イラクを3週間で圧倒したから
米国の調停を双方が受け入れざるを得なくなったのである。

未だに国際社会は軍事力を背景にした力が支配する世の中なのである。
勿論、政治力、経済力も平和を護る有効な手段である。軍事力は最後の手段である。
日頃からの各国との信頼醸成もしていかなければならない。
何よりも、国内の政治的、社会的、経済的な安定が欠かせないのも勿論である。

日本は経済力だけで、他国による侵略あるいは他国の軍事力を背景にした脅しに対応できるのだろうか。
他国が日本を言いなりにしたいのは、その日本の経済力そのものを我がものにしたいからであろう。
とするならば、全てを差し出す覚悟が必要である。

反論のある方は、
非武装で、平和を護る論理と実際に即した手段、方法を示してください。
文中の一行二行を取り上げあれこれ言い合うのは、非生産的なので致しませせん。

これは ritiarno さんの 1 に対する返信です



念仏平和主義は
2003/ 7/ 3 23:16
メッセージ: 365 / 1740

アバターとは?
投稿者: s19411207 (27歳/男性/東京)
念仏平和主義は絶滅したと私は思っています。但し関西に若干生息しているようですが・・・・。社民党の勝てる選挙区は関西にアリって感じですから。

>反論のある方は、
>非武装で、平和を護る論理と実際に即した手段、方法を示してください。

こんな考え方、昔の社会党の考え方など当の元社会党の議員ですら都合が悪くなったので捨ててしまったこの意見が今更台頭することなどありえないと私は思います。

既に議論の中心は「如何に国防を実現するか」と言うレベルに達したと判断します。但し、結構国民の中には無関心である人も多く、議論に参加しようとしない人は多数おります。

北朝鮮問題などを語るにしても、「迷惑な国が近所にあるから困ったもんだ」レベルで終わってしまうこともシバシバです。

それはなぜかといえば、無関心で且つ知識が無いためです。憲法法律の話や、国防の話、自衛隊組織の話の中で国防意識を醸成していくべきで在るのでしょうが、これが出来ない人が多いのが実情では無いでしょうか。

やはり知識の強化が必要だと私は思います。



これは mysk14 さんの 364 に対する返信です


平和愛好者
2003/ 7/ 4 22:52
メッセージ: 366 / 1740

アバターとは?
投稿者: mysk14
s19411207さん
>やはり知識の強化が必要だと私は思います。

おっしゃる通りです。

>念仏平和主義は絶滅したと

政党単位では小さな勢力となりました。
また改憲賛成が過半数に達したとか。
しかし
まだ平和愛好者は大きな勢力です。
戦争は嫌い。軍備があるから戦争が起きる。平和が良い。
と言う感性的な平和愛好者は若い人に多いようです。
感性だけの平和教育という<摺りこみ>を受けた結果だと思います。

改憲を促進するためには、
現実社会の事実を基にした啓蒙が
必要かと思います。


これは s19411207 さんの 365 に対する返信です




mysk14
2003/ 7/ 6 11:16
メッセージ: 367 / 1161

アバターとは?
投稿者: riyushirou3987 (62歳/男性/jp)
mysk14
そこで、ネット上で反戦、非武装平和論を探し読んでいる。
そこで判ったことの一つは、
それらの論には意外と素人の私でも
論駁出来そうな論が多いということである。

riyushirou3987
僕は反戦、非武装平和論等と言う空理空論はしたことはないが・・日本軍隊不要論ヲ展開している・・今だに反論出来た人はいない。

なぜなら日本軍必要論の根拠がないからだ!!

どうか日本軍必要論の根拠ヲ展開してみてくれないだろうか?

ただ主観論は駄目だ・・客観的な日本軍必要論・・その根拠明示して展開してみてくれるか?



これは mysk14 さんの 358 に対する返信です




基本的に
2003/ 7/ 6 17:36
メッセージ: 370 / 1161

アバターとは?
投稿者: s19411207 (27歳/男性/東京)
>まだ平和愛好者は大きな勢力です。
>戦争は嫌い。軍備があるから戦争が起きる。平和が良い。

平和が良いには決まっています。しかし、世の中には平和を如何に実現するのかについて考えない人が多いのです。

平和とは何か。それは戦争の無い状態を指します。ですから、本来は「戦争は何故起るのか?」と言う問題を考えるべきなのです。しかし、日本人は、「戦争は軍隊が起こすのだ!」と短絡的に考えるのです。

これが如何に間違った考えであるかは自明の理でしょう。「本来軍事力とは何故存在するのか?」と言うことを全く考え無しにそのような発言をする人間の存在自体がこの国を堕落させてきたのです。また空理空論の非武装中立論者もこれらの流れの傍流でありますので、堕落させてきた人種といえます。

>感性だけの平和教育という<摺りこみ>を受けた結果だと思います。

これは結構難しい問題です。アジア圏は世界にまれに見る軍事大国の集合体で形成されています。そういった事実を全く知らないことがまず問題です。
また、世界第二位の軍事費を使っている日本ではありますが、物価は世界一高く人件費も世界一高いという事実を知らない人が多すぎます。(軍事費=軍事力と言う不毛なアホ論争をする人間がいるのがいい例です。)
また、軍事力が世界有数であるとする日本人が多い事が虚構であるのです。日本にはタッタ24万人しか、自衛官はいません。こんな貧弱な兵員数で相手国に攻撃を仕掛けるのでしょうか?また自国の防衛に十分であると出来るのでしょうか?金額に騙されている人間は国内外問わず沢山いますが、少なくとも日本人は実質と言うものを少しは教えるべきだと思います。

>改憲を促進するためには、
>現実社会の事実を基にした啓蒙が
>必要かと思います。

改憲に関しては、私は大賛成です。しかし、啓蒙は難しいと考えます。以前にも申しましたが、緊急対応型(その場しのぎ型)が日本人のやり方です。
昔の様に全体の動向を見る必要性が、現在の日本には在りませんから。それは世界的に金持ち国家であるにしろ、国際的発言権は皆無だからです(拒否権もありませんし)。戦前の国際社会ではアジアで国際的発言権が一番優れた国は大日本帝国でした。しかし現在は全くそれは当てはまりません。
こんな状態で啓蒙するのは大変難しいと思います。下手をすると過去の栄光にしがみついた怠惰な民族の集まりになりかねないことを危惧いたします。

ps
劉四郎氏がレスをつけているようですが、かの人は奇想天外な論旨を展開するどうしようも無い御仁です。ですから、そっとしておくのが肝要と心得ます。



これは mysk14 さんの 366 に対する返信です




Re基本的に
2003/ 7/ 6 18:06
メッセージ: 371 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
レス有難うございます。
一々についてコメントしませんが、
ご主旨は理解したと思います。
私の残る年月についてはともかく、
将来を心配していることは、同じであります。

PS
ご忠告有難うございます。



これは s19411207 さんの 370 に対する返信です




Re:mysk14
2003/ 7/ 6 18:15
メッセージ: 372 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
いきなり呼びつけ恐れ入ります。
お手柔らかに願います。
貴方の意に添うものかどうかは、判りかねますが、
主としてこのトピにそれらしきものがあります。
また検索すれば他のトピにも二三あります。

Yahoo内で検索して見ましたが、貴方の
論を探せませんでした。
後学のために、示してもらえれば、幸いです。



これは riyushirou3987 さんの 367 に対する返信です




mysk14いきなり呼びつけ?
2003/ 7/ 7 8:41
メッセージ: 373 / 1161

アバターとは?
投稿者: riyushirou3987 (62歳/男性/jp)
駝鳥の平和 2003/ 7/ 3 0:55メッセージ: 364  
投稿者: mysk14
所謂平和論者は、ことある毎に
過去20世紀前半に朝鮮半島で、満州で
日本がした侵略をしてはならないと言う。
(ここでは真に侵略か否かはさて置く)
当時の朝鮮半島の人々、満州の人々には、日本を相手に外交で、
話し合いで、道理を説いて
日本軍の進駐を防げた可能性があっただろうか。
当時の日本は、西欧列強諸国のアジアに対する侵略、植民地化を見て
日本はインドネシア、インドシナ半島、清朝シナの二の舞
にならぬ様必死だったのである。

riyushirou3987
↑殆どの人がこの<日本はインドネシア、インドシナ半島、清朝シナの二の舞>日本の欧米による植民地化論・・を信じてるが・・このスタートが間違っている!!

 ↓此れは大日本帝国に戦争をさせた張本人は?79.82.87.93.170.190.197.251.266.283の僕が書いたものだが・・。
日本は欧米による植民地化を恐れるよりも・・欧米列強に日本の裏庭を荒らされることが許せないで、
明治維新を行いアジア諸国を日本植民地化を突き進めたことを理解する必要がある。
日本の欧米による植民地化の二の舞を恐れた日本が・・アジア諸国の日本植民地化を突き進めた??この論の矛盾に気がつかないのだろうか?
ここを理解すると歴史観が変わるだろう。全ては=歴史の流れに過ぎない・・事が理解できる。

しかし日本、西欧列強諸国の世界分割・・此れは歴史的に道徳的に否定された現在・・日本が侵略、植民地化した国々に謝罪賠償するのは当然のことで・・西欧列強諸国もやっと最近植民地化した国々に謝罪賠償の機運が出てきた。
又アフリカ諸国はその奴隷狩りに始まる西欧列強諸国の世界分割の過去を問いただし・・その責任を問題にし始めている。
米国や豪州の原住民に対する謝罪賠償に始まる新しい歴史の流れが始まっているのだ。

大日本帝国に戦争をさせた張本人は
歴史の流れに過ぎない
投稿者: x48y26yi (=riyushirou3987) 2000/ 6/ 1 11:35メッセージ: 79 

歴史の流れに過ぎない
幕末の思想家の発言は勤王佐幕とその内容は変わりますが、結論として中央集権の富国強兵策へとまとまり、
その強兵をもって韓国台湾を打って一丸となってアジア横行することに決定します。
その時のバックボーンとして何を持って横行するのかが問題になり。
ヨーロッパ列強はキリスト教を持って世界を横行し、日本は仏教か、国家神道か、儒教かと議論をしています。
仏教は年寄りや女子供のたわごとで、神道は荒唐無稽だからこんな物を持って立つとひどい目に逢う、儒教以外にはない、
と横井は主張していますが。
しかし現実は天皇を神として、アジアを横行しました。結果はご覧のとおりです。
列強に植民地にされる恐れがあったので、明治維新を起こしたと言うのは明治以後の評論家の言に過ぎません。
その横行で太平洋戦争まで一貫して突き進んだのです。



これは mysk14 さんの 372 に対する返信です




mysk14 //2
2003/ 7/ 7 8:43
メッセージ: 374 / 1161

アバターとは?
投稿者: riyushirou3987 (62歳/男性/jp)
Re:mysk14 2003/ 7/ 6 18:15メッセージ: 372 

投稿者: mysk14
いきなり呼びつけ恐れ入ります。
お手柔らかに願います。
貴方の意に添うものかどうかは、判りかねますが、
主としてこのトピにそれらしきものがあります。
また検索すれば他のトピにも二三あります。

Yahoo内で検索して見ましたが、貴方の
論を探せませんでした。
後学のために、示してもらえれば、幸いです。

これは riyushirou3987 さんの 367 に対する返信です


riyushirou3987
いきなり呼びつけ恐れ入ります。??
ここは論争の場所・・馴れ合いの場所ではありません・・最近の学校では riyushirouと名前おをよぶ・・さんも君つけない。
呼びつけ??=呼び捨ての間違いですか?。

既に僕の論争したおおくのトピは消えた小泉・張本人の始めの少し残っているくらいだ。

本題
小泉総理の有事立法の答弁=備えあれば憂い為し・・論。此れは正しい・・しかし総理の言う憂いの根拠=万が一万が一万が一・・の憂いに備えると言う。
万が一万が一万が一=1、000、000、000、000=1/1兆の事態に備えると言う。

僕がこう指摘するとそれは屁理屈だと言う人がいる・・小泉総理の論が屁理屈であることの裏返しにすぎないことに誰も気がつかない。

しかしこのトピ<日本の安全保障>の基本論もここにあることを理解すべきだ!!
全ての国防論の基本は=1/1兆の事態に備えると言う事に尽きる!!!

僕の国防論の基本もここに有る=1/1兆の事態に備える必要などない!!


この尤も論ずべき基本論を全て無視して国会も国論も有事立法を決めた!!
僕一人がこの基本論を展開している・・歴史上の多くの問題は全てこのような基本論を無視したことによって引き起こされてきた。

さて君は?どのように反論されますか?
又反論できますか?



これは riyushirou3987 さんの 373 に対する返信です




s19411207基本的に
2003/ 7/ 7 8:46
メッセージ: 375 / 1161

アバターとは?
投稿者: riyushirou3987 (62歳/男性/jp)
2003/ 7/ 3 23:16
メッセージ: 365 / 372
投稿者: s19411207 (27歳/男性/東京)
既に議論の中心は「如何に国防を実現するか」と言うレベルに達したと判断します。

riyushirou3987
↑君の言う通りだ・・国会で空理空論の有事法制を決めたが・・誰一人差し迫った現実の・・朝鮮のミサイル170機の日本壊滅からの如何に国を守るか・・を論じ様としない!!
国会で石破国防長官の・・「米国のミサイルが朝鮮を火の海にしてくれる」・・などと日本壊滅後の弔い合戦・・の答弁をしている・・丸で国を守る気概も愛国心のかけらもない。
君と同じで殆どの国民は<国を守る気概も愛国心のかけらもない>。

この軍事トピでも僕だけだろう日本を守る気概と愛国心を持ち・・差し迫った現実の・・朝鮮のミサイル170機の日本壊滅からの如何に国を守るかを正面から論じているのは!!

君は朝鮮のミサイル170機の攻撃による日本壊滅から如何に国を守るか?
論を持っているなら話してみたまえ。
君の論も殆どこの現実を無視した空理空論に過ぎないことは過去の僕との論争から明白だけど・・もう一度聞こう・・どう国を守るのだ?


 
2003/ 7/ 6 17:36
メッセージ: 370  投稿者: s19411207 (27歳/男性/東京)
 日本人は、「戦争は軍隊が起こすのだ!」と短絡的に考えるのです。
これが如何に間違った考えであるかは自明の理でしょう。 
 
riyushirou3987
相変わらずこんな嘘八百並べてるのか?
軍隊がなくて戦争が起きた事例が歴史上有ったとでも言うのか?
是非教えてくれるか?
君は歴史を無視して論を展開してるのだよ!!


s19411207   
戦前の国際社会ではアジアで国際的発言権が一番優れた国は大日本帝国でした。しかし現在は全くそれは当てはまりません。

riyushirou3987 
↑尤も危険な論だよ・・軍事力による国際的発言権を持った米国の狂気の行動を君は危険だと感じないのか?

 
s19411207 ps
劉四郎氏がレスをつけているようですが、かの人は奇想天外な論旨を展開するどうしようも無い御仁です。ですから、そっとしておくのが肝要と心得ます。

riyushirou3987
劉四郎ではない・・柳四郎だよ・・君との過去の論争もいずれ出版社が見つかれば本にしたいと用意しているところだ。
恥ずかしくないように確り反論ください。

s19411207
かの人は奇想天外な論旨を展開するどうしようも無い御仁です。ですから、そっとしておくのが肝要と心得ます。
 
riyushirou3987
↑いかに君の知識が貧困か?君の常識で理解できない事の証明にすぎないことを見とめてるのだよ・・



これは s19411207 さんの 370 に対する返信です



>s19411207基本的に
2003/ 7/ 7 15:46
メッセージ: 376 / 1161

アバターとは?
投稿者: biui4567
こいつは兵器ヲタクだから国防について何にも考えていない。
戦は機械がやるものではなく人間同士が知略と肉弾を持って行なうものだ。
北鮮のミサイルと言っても命中精度はかなり悪くさほど脅威ではないが、しかし、逆に持っている事を盾に取り、北鮮のミサイル廃棄についての国連決議を取るのが先だろう。それが北鮮追討の勅命となる。勅命があれば国際軍事裁判所に告発される事なく北鮮が討てるから、自衛戦争や正当防衛などくだらん日本の憲法論議など不必要となる。



これは riyushirou3987 さんの 375 に対する返信です




riyushirouさん残念ながら
2003/ 7/ 7 19:51
メッセージ: 377 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
このようなトピで、皆さんとのやり取りにより、互いに啓発されることがあれば幸いと思っております。
貴方の説を拝見しましたたが、これ以上やり取りしても互いに益の無いことと思います。
と言うのも、折角意見を述べて貰ったのですが、
貴方のお話はあくまでもお話だろうと言うことです。
当然貴方としてはご不満でしょうが、当否はこのトピの他の人々の判断に委ねたいとおもいます。

呼び捨てについて
日本では、親しくも無い人をいきなり呼び捨てにする習慣はありません。
最近の学校では呼び捨てとか、それは西欧の誤った真似でしょう。
私も外国へ行き、知り合いならば呼び捨てにしますが、
堅苦しい関係ならば、やはり最初はmr xxxなりms yyyとか言います。

万一について
貴方の有事立法反対のご意見は「万一」にかかっているようです。
首相の言った「万一」は、確率論における一万回のランダムな全事象当たり一回発生する根源事象を意味しません。
まして、確率は厳密な条件を定めなければ意味を成しません。
勝手に確率と解釈し、勝手に全事象数を百万倍に増やし
起こり得ないと言うのは、ロジックではありません。

いい加減な話でよいなら、現に北朝鮮が緊張を作り出している現在は、
確率は一万分の一より遥かに高いと言った方が、多くの人を説得出来るでしょう。

貴方は、後のレスでは170基のノドンが明日にも日本に発射され云々と言っています。
貴方の一兆分の一の話と矛盾しています。

駝鳥の平和に関する貴方のコメントについて
貴方のコメントは、見当が外れているように思います。

駝鳥の平和で言いたかったことは、将来日本が植民地化されないように考えろということです。(ここでは、既に半ば属国であるか否か云々しません)

私は、20世紀前半に日本がアジアにしたことの良い悪いを云々していません。
枝葉を切り落として言えば、日本は国益を護るために行動したのです。
従って突き詰めれば、日本はアジアが植民地化されるのを恐れたのではありません。

「日本の裏庭を荒らす」などと言う定義の不明確な言葉で歴史は語られるべきものではありません。

一国のあるいはある地域の「歴史の流れ」は様々な要因のベクトルが合成された結果生じます。
この種々の要因とベクトルを解き明かすのが歴史でありましょう。
(水の流れは、流体力学的に完全に説明できますが、ここでは散文的表現として)
全てを水の流れのように偶々起きたこととするなら、歴史は語る必要がないでしょう。

すくなくとも(決して思想家ではない)明治の元勲と言われる人々は、
また昭和期の軍人首脳でさえ、天皇を御神輿として担ぎました。
前者は近代国家として国民をまとめるため、後者は己が権力を維持するためです。



これは riyushirou3987 さんの 374 に対する返信です




>多様化する安全保障概念
2003/ 7/10 15:48
メッセージ: 388 / 1161

アバターとは?
投稿者: c5525jp (0歳/男性/ゆなばらぁ〜)
冷戦末期、ジョージ・ケナン(対ソ封じ込め政策の父)は、すでに封じ込め政策は成功しており、ソビエトという伝統的脅威にばかりに関心をよせていると、環境問題などの新たな脅威によって足をすくわれることになると語ったようですが、日本国内での安全保障論議の中には、何の安全保障論議なのか焦点が不明なので結局は、憲法論議か日米安保論議に行き着いてしまう傾向が多々見受けられるような印象を受けてしまいます。

経済安全保障、食糧安全保障、環境安全保障、社会安全保障、人口安全保障、それら全てを含む包括的安全保障政策なのか・・・

冷戦の終了とともに多様化し、9・11テロを経てさらに混迷・先鋭化の度合いを加速してきた“脅威”。それらにどのように対処していくのか考えなければならないのは明らかです。しかし、脅威の種類によっては国連主導の解決に委ねる方が賢明な場合もあるでしょうし、2国間、あるいは北の核問題のように地域的な解決策を模索した方が賢明な場合もあるでしょう。

いずれにせよ、どのような脅威からの安全保障なのか。それを明確にしなければならないのではないでしょうか。

横レス失礼しました。



これは mysk14 さんの 359 に対する返信です



ysk14首相の言った「万一」は
2003/ 7/10 18:33
メッセージ: 389 / 1161

アバターとは?
投稿者: riyushirou3987 (62歳/男性/jp)
mysk14
このようなトピで、皆さんとのやり取りにより、互いに啓発されることがあれば幸いと思っております。

riyushirou3987
 全く同感です・・ここで僕は大変勉強しました。
 
mysk14
貴方の説を拝見しましたたが、これ以上やり取りしても互いに益の無いことと思います。
と言うのも、折角意見を述べて貰ったのですが、
貴方のお話はあくまでもお話だろうと言うことです。 

riyushirou3987
僕の話は全て事実と客観と過去の根拠によって組み立てられています。
君の知識以外のことが含まれているからと言って・・お話だと否定できるものでは有ませんよ。
否定されるのであれば・事実を提示して否定してください。
 
mysk14 
万一について
貴方の有事立法反対のご意見は「万一」にかかっているようです。

riyushirou3987
↑此れは僕の論ではない・・首相の有事立法の論拠が「万一」にかかっているだけだよ。 
間違えるなよ。

mysk14 
首相の言った「万一」は、確率論における一万回のランダムな全事象当たり一回発生する根源事象を意味しません。
まして、確率は厳密な条件を定めなければ意味を成しません。
勝手に確率と解釈し、勝手に全事象数を百万倍に増やし
起こり得ないと言うのは、ロジックではありません。

riyushirou3987
君が勝手に確率と解釈しないのは・・君の勝手だが・・ 
首相の言った「万一」は、確率論における一万回のランダムな全事象当たり一回発生する根源事象を意味しません・・と否定する以上その根拠を示す必要があるよ根拠は何?
さらに首相の言った「万一」は、確率論における一万回ではないのなら・・君、確率論ではない「万一」の解釈を提示する義務があるよ。
何ら根拠を示さずに否定したら・・全く論の立て様がないよ。


 良いですか?安保論争のここが尤も大事なところだ・・基点だよ・・。
その尤も大事なところを首相は「万一」で片付けてしまった・・誰もそれに反論しない。
こんないい加減な論理で有事立法が決まることに僕は怒ってるのだ。

mysk14 
いい加減な話でよいなら、現に北朝鮮が緊張を作り出している現在は、
確率は一万分の一より遥かに高いと言った方が、多くの人を説得出来るでしょう。

貴方は、後のレスでは170基のノドンが明日にも日本に発射され云々と言っています。
貴方の一兆分の一の話と矛盾しています。

riyushirou3987
君も攻撃と反撃との違いを理解していない<170基のノドンが明日にも日本に発射され云々>=反撃だ。
窮鼠猫を噛む・・お分かりですか?


mysk14 
私は、20世紀前半に日本がアジアにしたことの良い悪いを云々していません。

riyushirou3987
殆どの人がこのような無責任なことを平気で言う・・自分の論を展開するということは・・絶えず価値判断をすることだ!!
持論に責任を持つ事なのだよ。

mysk14 
枝葉を切り落として言えば、日本は国益を護るために行動したのです。
従って突き詰めれば、日本はアジアが植民地化されるのを恐れたのではありません。

riyushirou3987
日本は国益を護るために行動した・・それでいいのだ・・ 
mysk14「西欧列強諸国のアジアに対する侵略、植民地化を見て日本はインドネシア、インドシナ半島、清朝シナの二の舞にならぬ様必死だったのである。」
等と言う間違った考え方は捨てて・・日本は列強に伍して「日本は国益を護るために行動し」・・アジア諸国を日本の殖民地としていった。
日本はアジアが欧米の植民地化されるのを恐れ・・富国強兵策を取って・・アジアを侵略した。
此れが歴史上の事実です。

 mysk14 
全てを水の流れのように偶々起きたこととするなら、歴史は語る必要がないでしょう。

riyushirou3987
時(歴史)の流れに対して人の力など全く役に立ちません・・歴史の動きの激流に人は翻弄され続けてきたのです。
それを理解して始めて歴史の激流に対処できるのですよ・・戦後の数々の戦争・・とても人為的にとめることは出来ません・・しかし冷静に判断することとその判断の正しさを主張することで・・歴史の流れは自ずと変化していくのです。

 mysk14 
すくなくとも(決して思想家ではない)明治の元勲と言われる人々は、
また昭和期の軍人首脳でさえ、天皇を御神輿として担ぎました。
前者は近代国家として国民をまとめるため、後者は己が権力を維持するためです。

riyushirou3987
↑ここはどうしても論じたい項目です・・次の譲ります。


これは mysk14 さんの 377 に対する返信です



柳四郎さん
2003/ 7/13 14:52
メッセージ: 390 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
元はと言えば私があれこれコメントしたのが悪かったので、遅ればせながら。

>皆さんとのやり取りにより、互いに啓発されることがあれば幸いと思っております。

はご理解戴けて幸いです。
その為にはお互い意思の疎通が出来なければなりません。
同じ日本語を使っても言葉に共通の理解がなければ、会話はできません。
単なるanagramに終わってしまうでしょう。

交喙の嘴の食い違いから、非生産的なやりとりになるのは避けたいと思います。
どうぞmyskとはかかわり無く貴方の論をこのトピで示してください



これは riyushirou3987 さんの 389 に対する返信です




想定したくない事態
2003/ 7/16 22:53
メッセージ: 391 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
ブッシュ大統領の支持率はイラク戦前と同じ値に下がったそうです。
日本と同じように米国も国の財政赤字が最悪となる見通しです。
北朝鮮の核問題にたいする米国の外交努力はうまく行ってません。
米国から聞こえてくる世論は段々苛立ちを示しているようにおもえます。

米国は来年秋、大統領選挙です。
このままだと父親と同様に戦争に勝ちながら再選されない現職大統領に
なりそうです。

他のトピにも書きましたが、北朝鮮問題が手詰まり状態で冬を越せば、
米国が軍事的な手段で解決を図る選択肢に重きを置く可能性は高いと思います。
外科手術的な空爆によって北の核施設を無力化するのは、
選挙を意識すれば魅力的です。

その場合予測される北の対応は二つでしょう。
一つは、軍事境界線で大規模な砲撃を開始する。
しかし、全面戦争になれば北の政権は早晩潰れます。
もう一つは、日本の米軍基地に例えばノドンによる報復攻撃です。
あるいはゲリラ攻撃か。

いずれにしろ想定したくない事態です。



これは ritiarno さんの 1 に対する返信です



>どのような脅威からの安全保障なのか
2003/ 7/30 22:29
メッセージ: 399 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
>どのような脅威からの安全保障なのか。それを明確にしなければならないのではないでしょうか。

当面は軍事独裁国家北朝鮮。
中長期的にはアジア最大の覇権大国中国。
将来的な可能性しては、
我が国通商航路に関係するASEAN諸国の内、政治的に混乱した場合の国々。
南北統一後、JDPゼロに等しい北を抱え込み経済的に混乱した場合の韓国
自信を取り戻したロシア。
詳しくは、
msg217,218、242を参照ください。



これは c5525jp さんの 388 に対する返信です



mysk14さん
2003/ 7/31 10:57
メッセージ: 400 / 1161

アバターとは?
投稿者: c5525jp (0歳/男性/ゆなばらぁ〜)
申し訳御座いません。最近立ち寄る努力を怠っておりました。m(_ _)m

さて、自分から質問しておきながら話題を変えることをお詫びしつつ、

大東亜戦争終了後間もなく復活し、米政権内でも“大東亜共栄圏構想”の復活であると揶揄されながら、米国主導で行われた日本の経済復興。

この新版大東亜共栄圏構想は、中国国民党及び共産党の激しい非難にも拘らず実行されていったのですが、冷戦構造が終了した現在、この体制からの転換の必要性が可なり希薄化している現在(世界政治の中における中国の地位の変化)、軍事的安全保障を保ちつつ、経済的安全保障を確保しようとする日本の行動を、ワシントンがどの程度理解するかどうかにも日本が留意する必要があるのではないでしょうか(悲しい現実ですが)。

例えば、エネルギー源をイランにも求めようとする日本の行動に対し、ワシントンは不快感を内包した警告を発しましたが、日本は自国の行動を毅然とした態度で維持しております。それと同時にアフガン戦争に際した後方支援よりも一層踏み込んだ支援を、今次のイラク情勢の中で実施すべく行動を起こしております。

この2重保険外交と呼ばれる日本の外交が、今回のイラク情勢の渦中にまさに入ることによって、アメリカを中心とした世界秩序の中では非常に高い評価を得ることは確実でありましょうが、日本の国内情勢を考慮するならば、非常に憂慮すべき事態が目前に迫っているのではないかと、勝手に危惧しております。

というのは、ご高承のこととは存じますが、今回のイラクへの自衛隊の派遣は死者が出ることがほぼ確実ではないかと思うのです。予想以上に、というか、ただ1人の負傷者が発生するだけで可なり大きな反響を呼び(それに依って現内閣退陣などによって)、日本外交(海外の外交問題専門家からは高い評価を得ている)に甚大な影響を与えるのではないかと懸念しております。

先の大戦終了後、米の政策立案者の1人であったジョージ・ケナン(対ソ封じ込め政策の父と呼ばれる)は、アメリカ外交の高尚な理念(例えば門戸開放政策)は国際情勢を全く無視し、国内向けの宣伝のための政策であったと痛罵しており、現在の米外交も痛烈に批判しておりますが、彼は、戦前、極東で日本が背負っていた責任を、日本を駆逐して後に気がついた、ということを彼の著書『アメリカ外交50年』に記しています。その考察の結果、日独の早期復興によるソ連封じ込めに繋がっていったようです。

とりとめのない話を長々としてしまって恐縮です。

私としては、開国以来の日本の歴史をあるべき姿に戻すことによって、武力行使を含めた外交政策に対する日本国民の姿勢や、憲法9条という国連憲章の精神に反する悪法の早期に廃棄することによって、外交力の強化をすべきであると愚考しております。



これは mysk14 さんの 399 に対する返信です




日本の安全保障の問題
2003/ 8/ 1 14:30
メッセージ: 402 / 1161

アバターとは?
投稿者: amx10xp
 現在の日本はまさに安全保障の分岐点に来ているのではないか。確かに現在の日本は、あたかも軍隊を必要とする国のように見える。しかし、落ち着いて考えてみると、軍隊を必要とさせているのは国外の脅威ではなく、むしろ国内からの煽りではないだろうか。ただ戦争による利益を得たいが為に憲法違反を平気で行う政治家。それに対して無責任までに無関心な国民。一体この国の民主主義は何処へ行ってしまったのか。それとももとから無かったのか。
 私は決して自衛隊を軍隊と公言しようとする人に対してやめろとは言いません。軍備に賛成する人たちが悪いとも言えません。
 しかし、現在日本で軍備の増強を叫ぶ人は、平和への努力が面倒になり逃げているだけとしか思えません。確かに、軍備無しの平和とは考えにくく、また難しいものです。日本ほどの国となれば他国が攻めて来るのではないかとも考えます。
 しかし、そう考える前に私達は「武力無しの平和が可能か。武力による平和は本当に平和なのか。」を考えていないのではないのか。
 平和にはまず軍隊ありきの考え方にはなっていないのか。
 「軍隊無しでは平和を守れないのは歴史が証明している。」と主張するならば何故同じ歴史を繰り返す行為を続けるのか。
 同じ過ちを繰り返さないならなお更まず平和について考えるべきではないのか。
 人が2人いれば対立が起こると言われるように人間の社会で対立は必ず起こります。
 しかし、対立が起きた時どう対処するべきなのかを考える事も必要ではないでしょうか。対立が起こるのなら武力によって相手を押さえつけておくだけでは必ず限界が見えるでしょう。
 武力による平和は一定の成果は出ます。しかし、その成果は必ずしも長続きするとは言えないでしょう。
 そう考えた時日本の安全保障は現在まさに分岐点に来ているのだと思います。



これは ritiarno さんの 1 に対する返信です



Re日本の安全保障の問題
2003/ 8/ 1 19:52
メッセージ: 403 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
それでは何故、何処の国も軍隊をもっているのですか。
コスタリカでも準軍事組織があり、
人口比、GDP比で言えば日本並のものです。米州機構の属しています。

>何故同じ歴史を繰り返す行為を続けるのか。

人間は今も昔も愚かだからでしょう。
今も昔も、富、資源、生活環境が等しくないからでしょう。

下世話な言い方をすれば、
口より先に手が出る人を相手にする時は、
まず手を封じそれから説くしかないでしょう。
世界の国々も未だその程度なのです。
軍事力により出来た国家というのは
とかく、軍事力を使い問題を解決する傾向があります。

暴力団の脅しに弁護士が法を盾に戦います。
一見非暴力的に見えますが、弁護士には
法の強制力、国家権力による力が後ろ盾にあるから出来るのです。

日本は国連の分担金でも実質世界一負担してます。
最大のODA援助国です。
世界に対し非軍事的な貢献は充分しています。



これは amx10xp さんの 402 に対する返信です



>日本の安全保障の課題
2003/ 8/ 1 20:13
メッセージ: 404 / 1161

アバターとは?
投稿者: c5525jp (0歳/男性/ゆなばらぁ〜)
日本の安全保障、殊に軍事面の安全保障においては現在の段階では安心な状況が続きそうですが、米国は何年か前に、『2015年以降、中国は米国にとって経済、軍事上の最大のライバルとなるであろう』というような(声明だったか教書だったか)予測を発表しておりました。

米国が危機感を抱く中国は、日本外交にとっては非常に由々しい問題であることは言を待たないと思います。現在の日本経済は、中国との関係はそれほど濃厚なものとはいえませんが、米国の指摘するその年代にはどの程度の関係になっているのか不明ですが、現在よりも遥かに密接な関係を持っていることは確かではないでしょうか。

エネルギーの安定供給やシーレーンの防衛上、米国との軍事的つながりは必要不可欠なもの。経済力を維持するために、中国が日本経済にとって不可欠な存在となってしまったとき、日本は相当なジレンマに見舞われてしまうことになるのではないでしょうか。

このような将来的不安を抱えている日本国にとって、自主外交を有効ならしめるためには、平和憲法ほど邪魔になるものはない筈ですが、国内世論は(マスゴミというべきか)今ひとつ情緒論の域でとどまっているように見受けられます。

ご指摘の、

>政治が国際動向に対する適切な見通しを欠き、決断と実行を躊躇

上記に対しては、あっしも非常に憂慮することろでありますし、さらに厳しい指摘 ↓

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=2000549&tid=jf9qa4nbpa5fa5 mc0oaha4k4xoa2a47a4f&sid=2000549&mid=1395

のような、まさに情けない状態を、戦後の長期に亘って継続していることが、問題の深刻さを象徴しております。

おっと!時間が!ではまた明日。



これは mysk14 さんの 401 に対する返信です



どうでしょ?
2003/ 8/ 1 20:28
メッセージ: 405 / 1161

アバターとは?
投稿者: jetolam
>コスタリカでも準軍事組織があり、
人口比、GDP比で言えば日本並のものです。米州機構の属しています。

 これはキチンと勉強した方がいいですよ。コスタリカについて。よく知らないのに安易に断定するのは良くないでしょう。
 それと警察力と軍事力を同等に見るというのは賛成できませんね。
 警察力が準軍隊にされると一般市民も準軍隊と見る必要が出てきますよ。



これは mysk14 さんの 403 に対する返信です



コスタリカの平和(再掲)
2003/ 8/ 1 23:48
メッセージ: 406 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
コスタリカの安全保障
非武装平和論者はことある毎にコスタリカは
軍隊を持たず非武装中立で平和を保つ国と言っているが
多分左翼と思われる人が書いた論文によれば、実態は、
コスタリカは、
1. 憲法上、常備軍を持たないが、非常時には軍隊を持てる。
交戦権、集団的自衛権も放棄していない。
軍隊と言わないが、総員8400人の警備隊を常備しており
これは、人口の0.22%を占める。因みにこれは人口126百万人の日本では277千人に相当する。
警備隊将校は、米国、韓国、台湾で軍事訓練を受けている。

2. 米州機構に加盟し、集団安全保障条約である米州相互援助条約により軍事的に護られている。
(日米安保の日本と同じである。)

3.「永世、積極、非武装中立」政策を国是としていると言われるが、
これは1983年9月にモンへ大統領が宣言したことを指すが、
当時のコスタリカ国会は憲法改正を承認していない。
コスタリカ国内法上、あるいは国際法上も中立国とは認められていない。(軍事同盟に加盟している)

4.非武装政策により民生の向上に役立っているといわれるが、
警備隊の軍事、治安費(00年)は86百万ドル、GDPの0.76%であり、
額、GDP費共に他の中米諸国と較べ少なくない。
(中米は米国が実質支配する米州機構により平和が保たれているので相対的に軍事費が少ない。)

憲法に集団的自衛権も交戦権も明示されていて、日本より普通の国なのです。
産経新聞「正論」
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2003/0305/hi-se.html

 ▼質問=福山市の平本忍さん(厚生労働事務官・30歳)から。

 左翼映画「軍隊をすてた国」でおなじみの国コスタリカは、常備軍を廃止しているようですが、予備役はどうなっているのでしょうか。

 また、コスタリカには有事法制はあるのでしょうか。最近一部マスコミが日本もコスタリカを見習えと主張しています。コスタリカの国防行政の有無、実態について教えて下さい(三月号)。

 ▽回答=石垣市の山田大乘さん(画家・48歳)から。

 コスタリカの軍備廃止は一九四九年、中立宣言は八三年で、非武装中立国として知られています。

 その経緯は、一八四八年に建国以来、一度も外国との戦争経験がなく、度重なる内戦の結果、政権交代に伴う武力闘争手段を廃したいというものでした。

 従って日本と事情は異なり、占領軍の押し付け憲法で非武装にされ、自衛権も認められていない欠陥憲法ではなく、コスタリカ憲法には自衛権も交戦権も明記(12条)されています。それによると、有事の際大統領は議会の三分の二以上の賛成を得て徴兵権と交戦権を復活でき、アメリカの軍事顧問団の受け入れ協定にも合意しています。

 また地域安全保障としてアメリカ、中南米諸国との間に米州相互援助条約へも加盟(四八年)しております。ただし、日米安保と似ており、自国の紛争解決に同盟各国は援助派兵してくれるが、他の同盟各国の紛争には一切の派兵義務がなく、それを条件に条約加盟したそうです。

 常備軍、予備役はありませんが、国境警備隊に似た国家警備隊という警察軍的組織があります。国家予算の二%があてられています。

 私は現地でニカラグア国境付近に行った時、バス内で身分証明の提示を求められたことがありました。その時の彼らの服装は上下共に米軍式迷彩服で、武器にはM16及び対テロ用のHK・MP5等の銃を携行していました。最近では対テロ、ゲリラ戦に対応できる装備と訓練を米国の指導で強化しているそうです。

 国家警備隊はいざ有事の際、軍の中核に転換されますので、実質的には最小限の武装をした予備役と考えられるかもしれません。

 以上の事から左傾マスコミが「コスタリカを見習え」と言うなら、日本国憲法には自衛権やそれに伴う交戦権、徴兵制をも明記すべきで、有事法も制定すべきことであり、日米安保も当然となりますので結構なことであります。

 



コスタリカの常備軍廃止
http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/sindou.html



これは jetolam さんの 405 に対する返信です



amx10xpさん
2003/ 8/ 9 19:01
メッセージ: 411 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
AMXさん、貴方は言い放しで返事がありません。
再度一々に付きコメントします。

>落ち着いて考えてみると、軍隊を必要とさせているのは国外の脅威ではなく、むしろ国内からの煽りではないだろうか。

現実に北朝鮮は、ありもしない衛星打ち上げと称し無警告に日本の頭越しにミサイル実験し恫喝し、しかも国営放送が火の海にすると脅している。
それでも脅威は無いというなら、脳天気と言わざるを得ない。
国内の煽りというなら、具体的に示すべきである。

>戦争による利益を得たいが為に憲法違反を平気で行う政治家

がもしいるなら具体的に示すべきである。

>一体この国の民主主義は何処へ行ってしまったのか。それとももとから無かったのか。

自分の意見と違う政治がなされている時、民主主義というものは無くなるものらしい。

>確かに、軍備無しの平和とは考えにくく、また難しいものです。
>そう考える前に私達は「武力無しの平和が可能か。武力による平和は本当に平和なのか。」を考えていないのではないのか

難しくても結構です。良い方策があるなら、説明してください。
軍事力を持たず平和が保てるならそれに越したことはありません。

>何故同じ歴史を繰り返す行為を続けるのか。
>同じ過ちを繰り返さ(したくない)ないならなお更まず平和について考えるべきではないのか。

貴方の結論は、?

>武力による平和は一定の成果は出ます。しかし、その成果は必ずしも長続きするとは言えないでしょう。

国際間の情勢は年月と共に変わります。少なくとも日本は軍事力で米英に負けましたが今では友好国です。
今後日本が米国と軍事的に敵対関係になることを予想させる何かがありますか。
日米が共に賢い外交を続ける限り無いでしょう。

>そう考えた時日本の安全保障は現在まさに分岐点に来ているのだと思います

既に、冷戦の終結と共に分岐点に来ていたのです。
それを見向きもしなかったので、今北朝鮮の脅しに対しても米国頼りしかできないのです。



これは amx10xp さんの 402 に対する返信です




再掲普通の国1
2003/ 8/18 16:42
メッセージ: 413 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
多少の改定をして再掲する。
[はじめに]

初めに次のことを前提とする議論はしません。
人を殺すよりは自分の尊厳、財産失い、自分が死んだ方が
良いと信ずるならば。
刃物、銃、軍事力は、人を必ず不幸にすると信じるならば。
現実の社会において、人をいかなる場合でも説得出来ると信ずるならば。
軍事力等は有害、無駄な存在であるから持つべきでない。
と言う結論しかありません。
現実がどうあろうとも、硬く信じているならばそれは信仰であって、議論にならないからである。

個人的には、戦争は嫌いで、平和を望んでいます。
国粋主義にも、国家を否定する主張にも組しません。


[何故普通の国か]

敗戦後58年になった。
日本は未だに戦争責任を意識し、
あたかも深く悔悟した罪人のようにわが身を忌み嫌っている。
終身刑の罪人でも、行いが良く58年もたてば、大概は罪一等を減じ無罪放免になっている。

日本は、戦後58年様々な問題を抱えつつも大筋において
民主主義が定着し世界でも有数の安定した国家となった。
1.国民が政治的に成熟している。
2.国民が多くの価値観を共有している。
3.経済的にも政治的にも社会が安定している。

今や、日本は、国連拠出金でもOECDでも最も貢献している国の一つである。
何時までも罪を悔い続ける国である必要はない。
もう普通の国になっても良いと思う。


一方、その後の世界はその前の世界と基本的に変わらない。
相変わらず戦争、紛争、暴力が絶えない。
軍事力による脅し、威圧がまかり通る世界でもある。

国の基本として、軍事力に頼らない国家経営を前提とし、
国際協調に基づく自由貿易の維持と政治体制、思想文化を超えた国家間の信頼醸成をめざした外交を基本とし、
国民の利益を維持発展するための政治力、経済力の維持に努め、
同時に国力に相応しい軍事力を備えた国となるべきである。

現行憲法の理念は、国家理念として持ち続けるべきではあるが、
憲法の諸条項は、現実の世界に生きるための基本方針でもあらねばならない。
憲法を改正すべきである。

[日本をどの様な国にするのか。]

それがあって始めて、国家方針があり、
その下に安全保障政策があるのだろう。
(拙稚との批判を覚悟で、浅薄我流のアウトラインを荒っぽく書けば。)
1.民主主義国家を維持する。
2.自由貿易を国是とし、政治と経済とバランスの取れた国を目指す。
3.政治的な意思決定を早くする為に、首相公選と首相権限を強化する。
4.中国圏には入らず距離を保つ。(敢えて対立する必要はさらさらないが。)
5. 米国との同盟関係を保つ。
6. 国連の常任理事国入りを目指す。

成熟した経済と将来的な人口減少を前提に、金融、資本投資、情報・サービス、
高付加価値製品の生産を産業の主体として、経済と福祉の均衡した国を目指す。

中国が将来アジアの覇権を握るかもしれないが、
政治的に中国圏に入るあるいは同盟関係になることは、しない。
幸い日本は、陸続きでないので影響は避けられないが独立は保てるだろう。
地域における政治的覇権は目指さない。
日本のシーレーン確保に影響ある各国との友好関係に留意する。

米国と共にアジアの安定と経済的な共存に積極的役割を果たす。
少なくとも21世紀前半まで、米国の世界的な覇権は変わらないだろう。
パートナーとしては、米国の方が中国より日本の独立性は保ちやすい。
既にかなりの利害を共有している。
日米同盟を維持が前提であるが、現状の肯定ではなくより対等な友好関係を目指す。
米国に頼るのでなく、今後は積極的に利害を共有する。

所謂国連第一主義とは別で、分担金に相応しい国連の場での発言力を確保する。
従って、常任理事国になることが目的ではない。



これは mysk14 さんの 59 に対する返信です




再掲普通の国2
2003/ 8/18 16:43
メッセージ: 414 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
[事的な安全保障方針]

1.憲法改正:
憲法前文:
憲法の<精神>として、国際平和の希求、戦争の否定、紛争の武力解決の否定を謳う。
9条を改正する。
2.安全保障:
独立と国民の安全のための自衛三軍を持つ。
他国領土への地上部隊の進攻をしない。
防衛のための他国領土攻撃(空爆)は可とする。
国連の決議による海外派兵はする。
国連への報告を前提とし、所謂集団自衛権を行使する。
徴兵制をしない。
3.核武装
現段階での早急な判断・態度表明はしない。
北朝鮮の核武装の脅威に対応して、非核三原則を放棄する。
ただし当面、国際条約は破棄しない。
核不拡散条約、それに伴う各国との核物質の取り扱い条約も維持する。
核兵器の保持は否定するが、今後の研究・開発については否定も肯定もしない。
状況によっては、日本は持とうと思えばいつでも持てることを示し、
将来的な核抑止力獲得の可能性の余地をのこし、その道を探る。

3日米安全保障条約
日米の軍事的な協調は維持し強化する。
但し、イコールパートナーとなるべく、より独自性をもつ。
結果として軍事的な対米依存を弱める努力をする。

4.軍備方針
海軍力、空軍力の質の増強をする。
シーレーン防衛力を高める。
情報収集・分析力を高める。
浸透侵略に対応する防衛力を高める。

5.その他国防方針
中国、ロシア、北朝鮮の核の軍事的な圧力に対して、
最小限度、何らかの自前で対抗できる手段を持つ。
(核兵器抜きでは、言うは易しいが、行うは難しい)
そのため戦域弾道ミサイル、あるいは巡航ミサイルを保持する。

生物・化学兵器の保持はしない。
対人地雷は保持しない。(対戦車地雷は別)
兵器輸出は条件付きで可とする。
即ち、紛争当事国及び独裁国家には兵器輸出をしない。
小火器の輸出はしない。

要するに、「普通の国」になろうということです。
核開発をしなければ、米国もある程度までは望むところでしょう。



これは mysk14 さんの 413 に対する返信です




日本の自主性は
2003/ 8/18 23:47
メッセージ: 415 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
北朝鮮の核開発問題の6カ国会議がこの10日後に開かれようとしている。
北朝鮮の米朝不可侵条約要求に対し、米国は政府書簡と米議会決議による不可侵の約束をするかもしれないと言う。
これに対し日本政府は、米朝不可侵条約は日米安保条約を空洞化につながるとして反対していると伝えられるてはいる。
しかし、7月30日付け産経によれば、
「ブッシュ大統領の『北朝鮮に侵攻する意図はない』との言葉を文書にするだけで日米同盟への影響はない」(外務省筋)
あるいは、福田官房長官は「米朝間のことであり、われわれが言うことではないかもしれない」(二十三日の記者会見)との発言をしているとのことである。

これらの脳天気な発言にたまりかねたのか、防衛大学長がワシントンポスト紙に寄稿し、
<米国と北朝鮮が不可侵条約を結ぶようなことになれば、日米安全保障条約と矛盾を来し「日本の核兵器開発を正当化することにさえなるかもしれない」と警告した。>
とのことである。

私は、msg21でこう言った。
>日本は自国の利益、安全について日本が直接関与できなければならない。
日本は、後ろに何も持たない話し合いでは、
北朝鮮は勿論、米国からも相手にされない。
この極東の不安定問題に関する日本の安全と利益について口出しできない。
せいぜい、またぞろ金を出させられるのが関の山であろう。

そこで、「日本も北朝鮮の核の脅威に対抗して、核兵器と運搬手段を開発をする。」
と「宣言をする。」
相手は、東京を火の海にすると言い、核兵器開発と弾道ミサイル実験をしているのであるから、
当然日本は、対抗手段を持たざるを得ない。
日本は決して先制攻撃はしないが、対抗手段は留保する。
と「世界にアピールする。」
これは何処の国も認めないが、世界に通用する理屈である。
当然、各国は日本を大いに非難するが、
日本を形だけの関係国扱いは出来なくなる。
北朝鮮は、自分のブラフが自分に返ってきたことに気づくだろう。
行き詰まり状態にモーメントを与えることも出来る。

いきなり今の日本政府にこのようなことを
しろと言っても出来ないだろう。
有力な政治家が言うだけでも効果があるだろう。
(タブー破りできる人がいたらの話)

あれから、半年になるが未だに日本の政治家には、「日本をないがしろにすれば
核開発するぞ」と釘をさす人がいない。

僅かに防衛大学長だけが内外に、あまりいい加減な決着はするなと警告しただけである。

目前の問題さえ解決すれば後はどうでも良いということではない。

そのような日本の態度だから、早速キッシンジャー氏がワシントンポストに寄稿し、
<北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議では、北朝鮮の核放棄と同時に日韓両国が非核保有国であり続けることを確約する必要性を指摘した。
 同氏は、6カ国協議の開催国となる中国は、北朝鮮の核開発が日本の核武装という「悪夢」をもたらす可能性があると認識していると強調した。>【ワシントン18日共同】
とのことである。

何故、核武装国中国に対し日本が核非保有を確約しなければならないのか。



これは ritiarno さんの 1 に対する返信です





憲法
2003/ 8/21 22:26
メッセージ: 416 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
良く所謂平和愛好者が
<平和憲法>という言葉を口にする。

そのような名前の憲法は何処にあるのだろうか。

日本国憲法は、米国統治下の
日本が主権をもっていなかった時作られた憲法である。
主権が無い国では当然主権を守る権利も無い。
国防は占領国の主権下にあったからである。

そのような状況下で作られた憲法であるから9条のような条項があるのは、うなずける。

日本が主権国家として独立した時、
憲法は作り変えねばならなかった。

今からでも遅くない。



これは ritiarno さんの 1 に対する返信です




不可侵と憲法抵触
2003/ 8/24 23:42
メッセージ: 417 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
8月24日付け産経新聞によれば、
キッシンジャーの寄稿文の詳報に関連し
http://www.sankei.co.jp/news/030824/morning/24pol003.htm

不可侵を条約でない文書で確認することについて、
>、外務省内には「不可侵」が文書にとどまっても「憲法解釈上、集団的自衛権行使に抵触する恐れがある」との慎重論も根強い。

との事であるが、何故憲法解釈上、集団的自衛権に抵触するのだろう。

更に記事では、
>日本は当事者ではなく「証人」の立場で署名するという案も浮上している。ただ、不可侵問題に踏み込めば、憲法解釈上の問題に加え、諸外国から「核武装」の疑念を持たれるという厄介な状況を招くだけに、最終判断にはなお時間を要しそうだ。

不可侵問題に踏み込めば、
核武装の疑念を何故もたれるのだろうか。

何故単なる証人なのか、
米韓日三国政府が文書で北への不可侵を保障し、北もこれをに応ずれば
北が合意当事者の日本を化学兵器で攻撃するのは合意違反となり、米国も合意に制限されず
共同して事に当たれるのでは。



これは mysk14 さんの 415 に対する返信です



若干
2003/ 8/25 21:32
メッセージ: 418 / 1161

アバターとは?
投稿者: s19411207 (27歳/男性/東京)
異論を申し述べたい。

>1.国民が政治的に成熟している。
>2.国民が多くの価値観を共有している。
>3.経済的にも政治的にも社会が安定している。

これについて、私は異なった考えを持っています。
>1.国民が政治的に成熟している。
についてですが、単に政治的に無関心が続いて、成熟しているように見えているだけで、実際政治の現場において2世議員の増大が示すように、単なる利権が絡んだ堕落した政治体制がそこに在るというだけに留まっていると私は思います。

>2.国民が多くの価値観を共有している。
この価値観が曲者で、どちらかと言うとこの価値観が変に変質しております。「我々は昔は駄目な民族」と言う価値観をもった人間の如何に多いことであろうか。また、一億総懺悔状態が刷り込まれているぐらいだからあてになるとは思えない。

>3.経済的にも政治的にも社会が安定している。
安定しているのではなく停滞しているだけだと考えます。無気力と無関心が生んだ結果です。

駄目な国家日本を普通の国にすることは全く夢物語の部類の話であり、まだ民意自体が在りません。

国民の中に「国をどうすべきなのか?」当たり前の疑問が無いのです。これが色々な場で議論されるぐらいで無ければ、普通の国にはなら無いし、また国旗を汚辱されたり、国民が拉致されたりした場合、それに対して怒りを覚えるようでなければなりません。

しかし、拉致には怒りを覚えようとも、韓国や中国で如何に国旗が汚辱されようともなんとも思わない日本人が大半です。これで一個の国家といえるでしょうか?

韓国は常日ごろから、日本の日の丸を汚辱してきました。それらのことは全く放置であるのに、北朝鮮の「人共旗」が燃やされた事件では、いち早く謝罪し、下手人まで拘束までしています。これをされて怒りや屈辱感を覚えないような日本の民意や民主主義が政治が安定とはどういう主張なのでしょうか?

それが理解しかねます。



これは mysk14 さんの 413 に対する返信です



Re若干
2003/ 8/25 23:38
メッセージ: 419 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
異論一々尤もだと思います。
望むべき水準には遠いことは言うまでもありません。
特に、政治については、将来を心配しています。
日本の安全保障政策に問題があるのも、
偏に国民の政治意識に問題があるからと思います。

とは申せ、
>日本は、戦後58年様々な問題を抱えつつも大筋において
民主主義が定着し世界でも有数の安定した国家となった。

と書きましたように、
世界にざっと200ばかり在る国々の平均的なレベルからいえば、
かなりのものだと思います。

私としては、日本人はそれほど捨てたものでもないと思いたいのです。



これは s19411207 さんの 418 に対する返信です



普通の国
2003/ 8/27 23:13
メッセージ: 420 / 1161

アバターとは?
投稿者: ritiarno
日本の安全保障制策についてそれほど意見に違いはないようですが、これに付け加えると、法律面では憲法改正で防衛にための戦力を持つことと集団的自衛権を認めることを明記するほかに、早急にスパイ防止法を制定するなどして国家機密の漏洩を防ぐ必要があるでしょう。

装備面では、偵察衛星打ち上げや情報省設置などによって情報収集能力を高め、北朝鮮のような大量破壊兵器を使用した先制攻撃やテロをやる恐れのある国に対応するために、ミサイル防衛網構築や対テロ能力の充実、尖閣諸島防衛のために揚陸艦増強が必要でしょう。これらが実現すれば日本も敗戦で軍備が制限された禁治産者国家から普通国家に転身できたと言ってよいと思います。

また、日本が普通国家になるのを妨げているのは主に法律面でしょう。



これは mysk14 さんの 414 に対する返信です



Re普通の国
2003/ 8/29 1:30
メッセージ: 421 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
憲法改正は普通の国になる前提です。
早急に憲法を変える必要があります。
しかし、このトピでは憲法問題については、あまり触れていません。

情報の重要性については、おっしゃるとおりです。
過去にも、clg0535さんと私の比較的具体的な話があります。
#277、292、324、338

日本は多くの島があるので、海兵隊を持つべきと言う論を読んだ覚えもありますが、確かに今まで触れていません。
おおすみ程度では不十分でしょうか。

諸島の防衛よりも日本の死命を制するのは、シーレーン防衛だと思いますが、
如何にお考えでしょうか。

勿論今後の日米関係、近隣諸国の動向にもよりますし、また今日明日直ちにと言うことではありませんが、
日本の核抑止力についてはどうおかんがえでしょうか。

>日本が普通国家になるのを妨げているのは主に法律面でしょう。

同感です。その原因が現下の日本の政治風土にあり、
戦後のいわゆる平和教育による<なんとなく平和主義>が最大の問題だと思っています。
憲法を変える前提として、日本のこの風潮を変える必要があります。



これは ritiarno さんの 420 に対する返信です




六カ国協議が終わったが
2003/ 8/31 0:53
メッセージ: 422 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
6カ国協議が終わった。
日本は拉致問題で前進を見たと言う。
その限りにおいて結構なことではある。
拉致問題には、誘拐されたという感情的な面と国家主権の侵害という原則的な面がある。
いずれも、無視できないというのは、理解は出来る。
しかし、国家利益を追求する外交の原則から言えば、北の核開発、弾道ミサイルの問題とくらべれば、二の次の問題だろう。
核問題は、放置すれば将来に、拉致問題より遥かに大きな脅威を招くからである。
過去の主権の侵害という原則にこだわるよりは、将来の禍根を潰すことを最重点におくべきであったと思う。
北が不確定ながら拉致に関する二国間協議に同意したのは、国内政治的には成功だと喜んで良いのだろうが、
アングロサクソンの考え方から行けば、日本の方針は苦々しいものに違いない。
北の外交としては、日朝交渉は日、米、韓の間に今後、楔を打つ手がかりとなるからである。

どうせ一回目では、互いの主張を言うだけで、具体的な進展が無いことを見越して、
日本としては現実的に1回目で拉致についいて北の譲歩を得たともいえる。
それは、一回目と言う現在だけを考えた結論であるが、今後続く交渉全体という
将来も含め今回を考えれば、どうだろうか。
その辺が日本と米国の外交の違いなのだろう。



これは mysk14 さんの 421 に対する返信です



Re内向きの米国
2003/ 8/31 11:51
メッセージ: 423 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
以下は、世界平和論トピaonami_taroさんの<「内向き」の米国>へのレス
のコピーぺです。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835559&tid=c0a43a6jbfoboc 0a4nc55f&sid=1835559&mid=7593

「内向き」の米国
2003/ 8/30 16:38
メッセージ: 7593 / 15255

アバターとは?
投稿者: aonami_taro (男性/jp)
>私としては、現ブッシュ政権のような「過剰介入」気味の「正義の押し売り」よりも、むしろアメリカが「内向き」になって世界の紛争から目を背ける事態になってしまう方が、より恐いと思っています。

パパブッシュは、湾岸戦争時(後?)、「新世界秩序」と言って米国が世界の平和のために積極的な役割を果たすようなニュアンスのことを言った。
しかし、現実にはユーゴ、ソマリアに限定的にしか関わらなかった。

大統領選挙時にパパブッシュの消極的な態度を批判したクリントンは、その手前、ソマリアに兵を出し、史上初めて他国人の指揮下に米軍を置いた。
しかし、多数の死者を出して、「今後、米軍を他国人の指揮下には置かない」と宣言し(多数の死者を出したのは国連指揮下にいた米軍ではなく、米国人指揮下の別働隊だったのは皮肉なことだが)、今後介入するときは米国の国益を鑑みて判断すると言い、さらに94年の中間選挙で敗北したこともあり、内向きになった。
大統領任期満了間近の99年、歴史に名を残したいからか、コソボに深く介入したが、基本的には内向きに向かっていた。

そして、ブッシュ政権は、「人権・民主主義のために米国が行動するのではなく、国益のために行動する」といったようなことを言った。
ますます、「内向き」に向かっていくと思われた。
そこで、9・11にあい、「過剰介入」気味になったが、イラクで上手くいかなければ、ますます「内向き」になるのではないでしょうか?

よく「米国は世界の警察官になろうとしている」と言って米国を非難する人がいますが、米国は世界の警察官になる気などなく、米国は、米国の国益に関わる地域における警察官になりたいだけだと思う。

長々と書きましたが、ようするに米国は多少の揺れ戻しこそあっても「内向き」に進む(回帰する?)のではないでしょうか?

どんどん米国が「内向き」になった時、日本はどうしたらいいのでしょうか?
皆さんの意見をお待ちしております。



これは A6M8c さんの 7555 に対する返信です






あのトピでは関係の無いレスが多すぎ、
自分のレスさえ判らなくなるのでここに転載しました。

米国が内向きになるのは、国内問題、多分不況になったときでしょうか。
米国が内向きになると言っても、過ってのモンロー主義になることは無いでしょう。
今が振幅の極大なら、ニュートラルかややその下程度でしょう。

米国にとってアジアはヨーロッパより大きい市場です。
ことアジアに関する限り、米国が軍事的なプレゼンスをしなくなることは無いでしょう。
例えば、中国が台湾を武力侵攻、あるいは武力威嚇した場合、何もしないと言うような。
中国に融和的なクリントン政権でも先の台湾総統選挙の時、台湾海峡付近まで空母を進出させました。

米国が内向きになった時、先ず韓国から軍を撤退し、韓国が中国の影響下入るのを許すでしょう。
いずれそうなると、観ているからです。

沖縄からの撤退は、もし台湾をあきらめればあるでしょう。
でも米国はどの政権になっても、台湾を手放さないと思います。(確信はありません)

米国が、台湾を中国に手放せば、日本は勿論ASEAN諸国も中国圏に入らざるをえません。
(但し、中国がそれまでに内部崩壊しないという前提です。)

米国が内向きになれば、沖縄の駐留兵力削減は在り得る出しょう。
それは、米国の4年毎の兵力見直しの代替案の一つだとおもいます。
(ヨーロッパ駐留軍の削減は決定済みです)
米国は日本に米軍の肩代わりを当然求めてくると思います。
その時、日本が現状のままで、これに応えられないときは、
あまり考えたくないシナリオです。

ブッシュが再選されるにしろ、民主党の候補が次期大統領になるにせよ、
いずれにしろ、日本は早く冷戦時代の日本から一日も早く抜け出さなければなりません。
日本の外部の政治状況にかかわり無く、日本は自身の政治的な自由度を持たなければなりません。
日本は、リスクがあっても戦争も出来る国にならなければ政治的な自由度は得られないでしょう。

仮に遠い将来に、米国からも中国からも距離を置いた東アジアの中規模福祉国家を目指すにしても、
先ずは米国のポチと言われようが、少しずつ政治的に独立していくしかありません。
どんなことが在っても、中国の朝貢国にはなりたくないと思っている私としては、
同じ大国の嫌味はあっても、米国の方が共通するものがあると思っています。、

まるでブッシュ政権のスポークスマンのような日高義樹氏によれば、
米国は日本を既に必要としていないと言っていますが、
(「アメリカの世界戦略を知らない日本人」日高義樹著)
まだまだ、日本は米国にとっても価値があると素人の私は思っています。



これは ritiarno さんの 1 に対する返信です




返事ね・・・
2003/ 8/31 18:09
メッセージ: 424 / 1161

アバターとは?
投稿者: amx10xp
 なら北朝鮮の脅威とはどの程度のものなのか?恫喝というのならアメリカだってしているし他の国だって多かれ少なかれしている。
 もっとも自分の友人は責めないと言うのならアメリカのしている事には何も言わないのだろうが・・・。

>>戦争による利益を得たいが為に憲法違反を平気で行う政治家

>がもしいるなら具体的に示すべきである。
 
 公明党などいい例だろ。与党になったとたんに態度が変わる。
 
>自分の意見と違う政治がなされている時、民主主義というものは無くなるものらしい。
 
 何をおっしゃる。そんな事は一言も言ってない。
 しかし、今の教育によって政治的無関心の若者を作っているのは事実だ。現在の教育問題は平和教育よりむしろそっちの方が問題だ。

>難しくても結構です。良い方策があるなら、説明してください。
軍事力を持たず平和が保てるならそれに越したことはありません。
 
 なら一度軍備を無くして見ましょうや。軍備放棄をして様子を見るのも必要でしょ。どうも今の自衛隊は北朝鮮、中国の脅威に備えているとは思えませんから・・・。
 でもそれじゃあ気にいらないんでしょうが・・・。

>貴方の結論は、?

 平和についてもっと考えよう。もっと考えたら武力によらない平和も可能になる可能性は高くなる。
 
>今後日本が米国と軍事的に敵対関係になることを予想させる何かがありますか。
日米が共に賢い外交を続ける限り無いでしょう。

 おかしな話しアメリカは日本とは同盟関係にありながら対等な立場には立っていません。
 それから私が言ったのは武力による平和は長続きしないって事を言ったんです。日米同盟の事は言ってません。

 日本の今後などまずは経済状況をどうにかしないと安全保障などその後でしょうけど。



これは mysk14 さんの 411 に対する返信です




mx10xpさんの何となく平和主義
2003/ 9/ 2 5:00
メッセージ: 427 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
>なら北朝鮮の脅威とはどの程度のものなのか?恫喝というのならアメリカだってしているし他の国だって多かれ少なかれしている。

反論のための屁理屈です。
世襲個人崇拝の独裁者の支配する国と
議会制民主主義の機能している国を同列に並べ自説を主張しています。

>もっとも自分の友人は責めないと言うのならアメリカのしている事には何も言わないのだろうが・・・。

政府要人でも無い貴方が、何故そう言いきれるのですか。
何について、何を言わなければいけないのですか。
貴方が勝手にそう思っているだけでしょう。

一般論として、自国に関わらない他国の行為について公式に反対意見を言うこと
はそれなりの理由無しにはしないものです。
日本に関わることならば、日本政府当然意見は主張しています。

しかし米国は日本に稲藁や松茸を輸出するしかない国とは違うのです。
日本を敵視する国ではないのです。
日本は米国との協調関係において
利益を上げているし、また日本は多額の米国国債も買っている債権国でもあるのです

貴方はこう言ったのです
>>戦争による利益を得たいが為に憲法違反を平気で行う政治家
その返事が
>公明党などいい例だろう

公明党はどの様な<戦争による利益>を
得たのですか。
与党になったら態度が変わったのは
<戦争による利益>ではありません。

貴方は
1国内の煽り
2戦争の利益を得たがっている政治家
3国内の政治的な無関心
この3点をあげて
日本に民主主義は無いと断じたのです。
3.はともかく、1.と2.については何も的確に答えていません。
従って貴方は
>自分の意見と違う政治がなされている時、民主主義というものは無くなるものらしい
上記には答えていません。
教育が悪いから民主主義でないのですか。

貴方は前にこう言った
>>>軍備無しの平和とは考えにくく、また難しいものです。日本ほどの国となれば他国が攻めて来るのではないかとも考えます。

私は聞いた
>>難しくても結構です。良い方策があるなら、説明してください

その答えが
> なら一度軍備を無くして見ましょうや。

これが難しい答えですか。

>平和についてもっと考えよう。もっと考えたら武力によらない平和も可能になる可能性は高くなる

だから武力によらない平和の方法について尋ねているのです。
その答えが以下の放言です。

>軍備放棄をして様子を見るのも必要でしょ。

これが貴方の良く考えるですか。
気に入るいらない以前です。
結局のところ
<なんとなく平和主義>で
何も深く考えていないと言うことです。
日本の教育が悪いことには同意します。

これは貴方のレス402のメインの言葉です。
>日本の安全保障は現在まさに分岐点に来ているのだと思います。

これに同意します。
貴方のようにろくに考えもせず、
軍備さえ放棄すれば平和がもたらされると安易に考える<何となく平和主義>の人が
いることは、日本の安全保障の真の問題です。



これは amx10xp さんの 424 に対する返信です




あいた〜!
2003/ 9/ 2 6:06
メッセージ: 428 / 1161

アバターとは?
投稿者: amx10xp
 アメリカが恫喝してるって言うのは屁理屈か〜。やってる事実はあっても議会制民主主義があるとやっても良いのか・・・。アメリカ議会はよく財閥専用議会とも揶揄されるけどそれは言っちゃ駄目なのか・・・。
 例え日本国内に国民の反発があるのが分かっているのにアメリカ軍は核を何度も持ち込んでいるが、日本政府はそれを黙認してる。
 そりゃ国民の反発があるから当然か。対人地雷全廃の時もアメリカに対しては結局言わず終い。
 京都議定書放棄に対しても有効なことは出来ていない。
 そりゃ敵視はしないですな。これだけ言う事を聞いてくれる都合の良い友人てのは早々切り捨てないでしょ。なんせ自国が貿易赤字になって文句言えば良いだけなんだから。
 公明党が戦争による利益を得たとは言ってません。得ようとしていると言ってるんです。
 自分の意見と違うからといって民主主義じゃ無いとは一切言ってません。
 ただ300年もの間に巧妙に組まれた封建制度がたったの60年も経たずに本当に民主主義になっているのか?まだその過程ではないのかと思ったから言ったまで。それこそ日本の民主主義はあなた方の嫌いな現憲法によってもたらされたんですよ。アメリカによって言わば強制的に。それで本当に民主主義になれているのか?実際に政治を動かしているのは政治家じゃなくて官僚だと言う人も居る位国民が関与しないで政治が動く場合も日本じゃ多々ある。
 貴方方からしたら軍備をなくすと言う考えが一番難しいんじゃないですか?なんせ平和は軍備無しではありえないと思っているのでしょうから。
 それに軍備を放棄するから平和が来ると安易な発想してるの其方ですよ。私は一度も軍備をなくすだけで平和になるなんて言ってません。
 それこそ外交面で様々な努力が必要でしょうし、忍耐が必要になってきます。
 それより先に日本経済と地震対策をしとかないと日本の安全保障云々以前の問題になりますけどね。
 最も小泉首相の言う様に痛みに耐えて国を守ろうって言う決意があるのならまた別ですけど・・・。
 私は嫌ですよ。将来職が無いなんて事になるのは・・・。



これは mysk14 さんの 427 に対する返信です




中国の国力伸張
2003/ 9/ 2 23:34
メッセージ: 429 / 1161

アバターとは?
投稿者: ritiarno
>情報の重要性については、おっしゃるとおりです。
>過去にも、clg0535さんと私の比較的具体的な話があります。
#277、292、324、338

338は具体的で良い案だと思います。

>諸島の防衛よりも日本の死命を制するのは、シーレーン防衛だと思いますが、
如何にお考えでしょうか。

あの長大なシーレーンを独力で防衛するのは負担が大きすぎます。フィリピン以南を米第7艦隊など米海軍に担当してもらい、それより北を日本が防衛することで良いでしょう。

これからの中国の国力伸張によって、中国の覇権主義が露骨化してくる恐れがあるので尖閣諸島などの防衛力強化や中国が領有権を争っている南沙諸島などが中国の支配下にならないように働きかけるなどすればよいでしょう。

>勿論今後の日米関係、近隣諸国の動向にもよりますし、また今日明日直ちにと言うことではありませんが、
日本の核抑止力についてはどうおかんがえでしょうか。

核抑止についてはアメリカの核の傘のもとで核不拡散の立場を守り、MD開発で日本への核ミサイルを無力化する方向で行きたいと思います。



これは mysk14 さんの 421 に対する返信です




Reあいた〜!
2003/ 9/ 3 9:54
メッセージ: 430 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
次々と話を変えて、論点ずらしているだけです。
詳しくは、また後ほど。



これは amx10xp さんの 428 に対する返信です




Re中国の国力伸張
2003/ 9/ 4 1:55
メッセージ: 431 / 1161

アバターとは?
投稿者: mysk14
>あの長大なシーレーンを独力で防衛するのは負担が大きすぎます。

私も、今後20年位は米国の西太平洋、インド洋におけるプレゼンスは期待したいのですが、
世界情勢、米国の国内政治、中国の軍拡
の動向によっては、
現在の第七艦隊並の米国によるシーレーン確保が期待できない事態もありえるとおもいます。

一方日本は通商により生きている国で、
エネルギー、食料の自給率の低い国です。
1000nm以上は他国頼みは、心もとなく思います。

核抑止力について
ritiarnoさんが核保有反対であることは承知していますが、
将来的にも非核三元則を維持するということでしょうか。

例えば、米国が内向きになり日米安保を事実上無効化したとき、
純軍事的に言えば、日本は中国圏に入らない限り、自前の核抑止力を持たざるを得ないと思うのですが。

私の意見では、そのような事態にも備え、改憲後は非核三元則の放棄へ進むべきと思います。
勿論これは、核保有に関しニュートラルにすると言う意味です。

MDは米国にとっては意味があるのですが、核戦力の少ない国にとってはあまり頼れないシステムだと思います。



これは ritiarno さんの 429 に対する返信です



tiarnoさん、mysk14さんへ
2003/ 9/ 4 2:27
メッセージ: 432 / 1161

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投稿者: cdq0535
 ritiarnoさん、mysk14さん、こんばんは。

 私は情報と情報機関の重要性について別トビでも何度か自説を披露し多くの方から概ね同意を頂いていますが中には「今、其処にある危機」(北朝鮮問題について)には情報機関よりも軍隊だ、核武装が必要だとの強硬な反論を頂いた事もあり何だか戦時中に於ける情報軽視の旧軍作戦系の参謀をつい連想し苦笑してしまった事もありました。

 私の意見と認識は決してトチ狂っていると思っていませんが軍事力強化一点張りの意見をお持ちの方も世の中おられる様子です。

 情報力よりも軍事力に重きを置くのは認識の誤りというよりも危険な認識ではなかろうかとすら感じてしまいますが・・・。
 
 私は常に歴史に鑑みて今後如何あるべきかを考えます。

 我国にとって歴史的教訓として一番反省しなければならない点、そして弱い部門が情報分野(正確には「諜報」分野と呼称した方がいいのかもしれませんが)だと予てから考えますので折に触れ自説を開陳し続けている次第です。

 勿論、情報機関が万全であればそれで全て宜しいのだ、等という短絡的思考は持っていませんが情報と情報機関の重要性は幾ら強調しても強調し過ぎる事はないと思っているのです。

 情報の重要性について多くの方にご認識頂き、そして一日でも早く我が国にまともな情報機関の設立が為される事を期待したいものです。

 散漫なレスで済みません。

 最後に私はcdq0535でありclg0535ではありませんのでお間違えない様、願います。



これは ritiarno さんの 429 に対する返信です




安全保障情報の統合
2003/ 9/ 4 18:17
メッセージ: 433 / 1161

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投稿者: mysk14
cdq0535さんHN間違え済みませんでした。

情報の重要性については前にも同意し述べていますので省きます。
以下 情報=安全保障にかかわる情報=spy、espionage,諜報とします。


イラクのWMD情報に関する、英米の失態により、
英国ブレア首相の政治生命が危なくなっています、
米国においてもブッシュ大統領の政治的権威が失われています。

この例に限らず、一般的な企業内の情報についても言えることは、末端がもっている情報が適切に統合され、
情報を基に判断する者のところに適切に伝わらない、あるいは誤って伝わることが一番の障害です。

官庁の縦割り行政の弊害、情報機関同士も競合を防がねばなりません。
この意味から情報を一本化し、統合した部局が扱うべきと考えます。
よって先にも[情報局」を提案しました。

情報局は、内閣府の管轄する部局とし、
外務、防衛(将来の国防)、治安担当省庁は勿論、各省庁からの情報も全て情報局が吸い上げるのです。

各機関の情報を末端の部署から直に収集することが、バイアスの掛かっていない情報を速やかに収集する上で重要です。
ネットワークシステムを使えばデータ的なものは簡単でしょう。
(これは官僚制度のなかでは極めて難しい事なのは承知しています。)

これを軍事、治安のように従来型に分けてはなりません。

現代の安全保障は極めて多岐に及び複雑です。
情報局内には各分野の専門官と同時に各種の情報を関連付け統合する情報官も必要です。
前者は各省庁部署より賄い、後者は情報局内で養成します。

情報局には専門家養成も兼ね研究所が必要です。
現代の安全保障情報は一般公開資料、民間企業、NGO等の情報も重要です。
研究所では、これらの情報収集と分析をします。

上記以外の情報を各省庁が収集したものに頼るのは危険と考えるかもしれませんが、
情報局の専門担当官は各省庁からの出向者により基本的に賄うことにより、人間的パイプを保てます。
情報局プロパーを各省庁に出向させることもするべきでしょう。

いわゆる防諜については、各担当省庁が
自分の情報を守るために各自行えば良いことです。
唯、国家安全機密情報防止法は必要です。

いわゆるスパイ活動や謀略の類については、言うべきことがありません。

各省庁が必要とする情報収集のための予算についても、情報局が内閣府にあることから、促進も抑制もしやすいでしょう。

各省庁の情報は従来どおり省内での権限に従い伝達されると同時に、
あらゆるデータへのアクセス権を情報庁がもち、情報はパラレルに流れ、庁内の職務権限に従い処理されることが、
私のアイデアのポイントです。



これは cdq0535 さんの 432 に対する返信です



世界の構造と日本の安全保障
2003/ 9/ 6 19:06
メッセージ: 434 / 1161

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投稿者: ritiarno
中長期的な視点で日本の安全保障について考えるなら、まず世界秩序としての米国一極構造(パックス・アメリカーナ)がこれからもどのくらい維持されるかどうかが最大の焦点でしょう。今後、アメリカに対抗しうる潜在能力を持つ国は世界最大の人口と勤勉な国民性を持つ中国くらいでしょう。日本やドイツなどの先進国は成長余力が少なく、ロシアは世界が東西二極構造だった冷戦時代の一方の雄であった旧ソ連の末裔であるが、冷戦敗北による国家分裂を経済破綻によって旧ソ連に比べて生産性は半減、人口も約3億から1億5000万に半減しており、国力を回復させたとしてもアメリカと対抗しうるものになり得ない。したがって、これからの世界秩序を左右する要因として中国の動向が最も重要であると考えます。

中国は高い潜在能力を持ち、10%近い経済成長を続けていますが、今後も中国の高度経済成長と日本の低迷が続くとしても、中国の経済力が日本並になるのに20年以上かかります。
中国が躍進して日本以上の経済力・軍事力を持つようになり、中国の共産党による一党独裁の政治体制が今後も大きな変化がなければ、中国が覇権主義を露骨化させて拡大路線に転じるだろうと思われ、そうなるとアメリカとの対立が激しさを増して米中新冷戦時代に移行することも考えられます。

そうなると、アメリカの関心が東アジアに向かうのは確実で、日米同盟の重要性は一層高まります。
「アメリカが内向きになり日米安保を事実上無効化する」というシナリオが成立するのは、アメリカが衰退して覇権を諦め、世界が群雄割拠状態になった時でしょう。

>核抑止力について
>ritiarnoさんが核保有反対であることは承知していますが、
>将来的にも非核三元則を維持するということでしょうか。

私は非核三原則など当初から支持してはいませんし、単に政府方針を謳ったものに過ぎないため、あまり重要視してもいません。日本の核保有反対の理由は「核戦略」トピでも述べていますが、核拡散を引き起こして地域核戦争が頻発する恐れがあるほかに、核不拡散体制が世界の米国一極構造の維持と密接に関わっているため、これを乱す行為は日本の国益に反すると考えられるからです。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835559&tid=3kc0onac&sid=1 835559&mid=570

今後の方針としては対中ODAの削減、NPT体制の維持と強化、アメリカの核の傘とミサイル防衛網整備により核抗堪力の強化を図ることが望ましいでしょう。



これは mysk14 さんの 431 に対する返信です



アメリカは日本の核武装を容認しない
2003/ 2/28 23:15
メッセージ: 570 / 3609

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投稿者: ritiarno
>中国、韓国、北朝鮮はどう考えても敵でしょ。そんな今、核兵器保有はやむを得ない状況でしょう。

韓国が仮想敵国であるかどうかは置いといて、むやみに敵を増やす政策は採るべきではないでしょう。日本が核武装すれば世界最強の超大国アメリカを敵に回すことになります。

共和党議員の一部に日本の核武装容認を示唆する発言があったからといって、アメリカが日本の核武装を容認すると勘違いする人もいるようですが、日本に非武装中立や核武装のような国益に反する政策を主張する政治家や文化人がいるのと同様に、アメリカの政治家や文化人から日本の核武装容認やアメリカの一方的な核廃棄のような国策と違う主張を見つけるのは難しくないでしょう。

アメリカの政策を考える上では、そのようなものをいくら列挙したところで意味はありません。アメリカ政府の公式見解や公文書に日本の核武装容認をうかがわせるものは存在しない。

テロ根絶と核不拡散を自国の安全保障政策の第一に掲げるアメリカにとって、核不拡散体制崩壊につながりかねない日本の核武装は相容れないものです。日本の核武装を認めることになれば、イラクや北朝鮮など国際法に違反して大量破壊兵器拡散に寄与している国に対して大量破壊兵器放棄を要求する正当性は失われ、世界中に漫然と核拡散していく状態を容認することになる。また、同盟国の中から核武装を企図する国が現れることは、アメリカの「核の傘」の信頼性喪失につながり、アメリカの同盟政策が根本から揺さぶられることになるだろう。そして、中国に日本の核武装を口実に対米最小核抑止に向けた核軍拡を実行するための恰好の口実を与えてしまうなど、アメリカの安全保障政策に多方面から害を及ぼす。

アメリカが自国の安全保障に大被害を及ぼす日本の核武装を容認する合理的な理由はありません。



これは hiro_chi_kun さんの 563 に対する返信です




参考:憲法9条と戦力の保持
2003/ 9/19 18:52
メッセージ: 471 / 1161

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投稿者: mysk14
現在普通の国として軍隊を持ち、普通の国のように自衛権、集団的自衛権の行使が出来ないことが、
日本の安全保証上の最大のネックである。
憲法9条は条件つきだが、軍隊の保持、交戦権を認めているとする主張を以下にしめす。

憲法第九条 「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。」

第一項は、<国際紛争を解決する手段としては、>と言う条件付きである。

一切の戦争と武力による威嚇、武力の行使を放棄するのなら、一項は、
「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、永久にこれを放棄する」
でなければならない。
即ち
国際紛争を解決する手段以外の戦争、武力の行使は放棄していない。
国際紛争を解決する手段以外の戦争とは何か。自衛戦争である。
黙示的な自然権である自衛権を援用しなくとも、自衛権は明示されている。

第二項の最初に<この目的を達成するため>の文言がある。
第一項の目的は、国際紛争を解決する手段としての戦争の放棄である。
<この目的を達成するため>即ち<国際紛争解決手段としての戦争放棄と言う>目的を達成する為、
戦力を保持しない、国の交戦権を認めないのである。
もし一切の戦力の保持の禁止、交戦権の否定ならば、第二項の条文は、
<前項の目的を達成するため>の文言を必要とせず、単に
<陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。>
だけでよい。

以上により、第一項で自衛権を認め、第二項でそのための軍隊の保持、交戦権を憲法上認めている。

これを、補強する傍証として、第66条2項に、
「2内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない。」

そもそも、軍隊がないことを前提としていれば、<文民>と規定する必要がない。
帝国憲法では現役軍人が国務大臣になれたのである。
この項を入れた目的は軍人を総理大臣、国務大臣にしてはならない、
と言うことである。
明らかに日本国には軍人が存在することを前提とした規定であり、とりも直さず軍隊の存在を前提としている。

第六六条 内閣は、法律の定めるところにより、その首長たる内閣総理大臣及びその
他の国務大臣でこれを組織する。
2内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない。
3内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ。

PS:上記は法律の素人であるmyskが纏めたものであるので、法条文の解釈に
誤りがあるなら、それは私の責だが、
所謂平和主義者がよく言う様に、<素直に>
条文を読むと、と言うことである



これは ritiarno さんの 1 に対する返信です




台湾有事
2003/ 9/25 23:58
メッセージ: 477 / 1161

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投稿者: mysk14
当面の日本の脅威である北朝鮮問題は、米国大統領選挙が終わり次期大統領が体制を整えるまで動かないだろう。
これに次ぐ日本の有事は、中国による台湾侵攻だろう。

aonami tarouさんが[世界平和論の研究]トピで
中国が台湾を軍事攻撃すれば米中武力衝突となり、その時の日本の対応について次の4つの選択肢を掲げ意見を問うている。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835559&tid=c0a43a6jbfoboc 0a4nc55f&sid=1835559&mid=8786

1、中国に遠慮し、台湾を見捨て、中立を守る。もちろん、米軍基地の使用も拒否する。

2、米軍基地の使用のみ許可。その他に関しては静観。

3、米軍基地の使用を許可するだけでなく、集団的自衛権を行使し、海上自衛隊を派遣し、後方支援を行う。

4、集団的自衛権を行使し、台湾、米国と共に戦う。


勿論、米国が軍事介入しなければ日本も静観といえば聞こえが良いが、
つまり台湾を見殺しにするだろう。
その結果、日本は西表島、石垣島から約200キロで中国と接するようになる。
日本のシーレーン防衛は難しくなるだろう。

選択肢1
選択肢1は日米安保条約違反となる。
軍事的中立は、中立とは名ばかりで日米同盟関係は解消し、
日本は中国の朝貢国とならざるを得なくなる。
日本が日本共産党、民社党の政権でない限りありえない。
選択肢2
基地の使用許可だけでは、日米安保条約違反ではないか。
また米軍が日本の基地を使用すれば、当然日本の基地は後方支援の機能を持つから、
中国は敵地と看做し攻撃を加えるだろう。
そうなれば日米安保条約は自動的に発動し、日本は中国と戦争状態にならざるを得ない。
現に日本領土が外国のミサイル攻撃を受けていても、中国と戦わないことも選択肢としてはあり得るが、
それによって米中双方共を満足させず、双方ともに日本に強い不信感をもつだろう。
また中国が日本の基地を攻撃しない場合も想定は可能である。

選択肢3,4共に程度の差こそあれ、日本領土が攻撃の発進基地になるので、中国から見れば敵対行為と同じである。

選択肢3
例え日本が後方支援のみを行ったとしても、明らかに軍事行動の一部であり、
中国は日本を交戦国と看做すだろう。
結局の所あまり選択肢4と政治的に違いないように思う。

以上の私の見方は、えらく一般的であり、必ずしも妥当ではないかもしれない。

話が前後するが、
台中関係が悪化し強い緊張関係が生まれるとしたら、それは台湾の独立が原因だろう。
中国の武力行使が、台湾海峡をはさんだ、弾道ミサイルの小規模な攻撃、空爆による軍事紛争と
着上陸し軍事占領のする戦争では、日本の政治的対応も違うかもしれない。

また、中国の武力行使の仕方によっては、第七艦隊とグアム島を基地にする空軍で済むこともあるだろう。

常識的には、10年以内では、米中の軍事力の差が大きく、中国は台湾侵攻には踏み切れないと思う。
しかし、中国と言う国は領土、身内の問題には冷静で無くなるそうである。
現に1996年総統選挙の時も中国はかなり露骨武力威嚇をしている。
台湾が誤った判断で独立などと言い出し、米国が誤ったサインをだせば、
台湾軍事紛争は起こりえる。

早期に集団的自衛権の行使が出来るようにし、周辺有事に備えることが必要。
明日にでもことが起こったら、首相は超法規で自衛隊に米軍との共同作戦を命令し、
事後に政治的責任を取る覚悟がいるでしょう。



これは ritiarno さんの 1 に対する返信です

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